現在の佃大橋付近にあった渡し。 江戸時代の初期、佃島と対岸の江戸市中とを結ぶために佃島の漁民が設けたのが始まりと伝えられる。明治期に入り、佃島や石川島、月島に造船所などができ従業員のための重要な交通機関として発展。明治16(1883)年には定期船の運行が開始、大正15(1926)年に運営が東京市に移管。翌昭和2年3月には無料の曳船渡船となった。 隅田川の渡しでは最後のものだったが、佃大橋の完成により昭和39(1964)年8月に廃止された。