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東京湾情報 2010/08/31

記録上国内最高の建造物「オメガ塔」、近く東京スカイツリーに更新される

記録上国内最高の建造物「オメガ塔」、近く東京スカイツリーに更新される

東京スカイツリー(東京都墨田区)の工事が着々と進んでいるが、記録上、今も国内最高の建造物「オメガ塔」の一部が長崎県対馬市にある。

その建造物は、外洋を航行する船舶に電波を発信して現在位置を知らせる施設で、海上保安庁が1975年に設置した、対馬オメガ局の「オメガ塔」(455メートル)。当時は世界に8局あり、アジアで唯一対馬に置かれた。地元は、当時、東洋一高い電波塔としてオメガ塔を観光の目玉としていたが、衛星利用測位システム(GPS)の普及で役目は終了。98年に解体され、鋼管の一部は近海の漁礁に、一部が残された跡地は同町が「オメガ森林公園」として整備し、対馬市が引き継いだ。記録上は今も国内最高の建造物。

全国の関心を集めながら建設が進む東京都墨田区の東京スカイツリー(完成時634メートル)に近く記録を更新される。公園を管理する市は「オメガ塔を知らない人も多い。スカイツリーをきっかけに注目されれば」と期待しているが、観光で訪れるのは「マニアぐらい」(市担当者)。説明板も直射日光を浴び、真っ白に色あせて読めない状態。忘れられた遺物となっている。

 早ければ9月中旬にもオメガ塔の記録を塗り替えるスカイツリー。市は「この機会にオメガ塔にも注目が集まれば」と話し、説明板の修理も進めるとしている。

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